「自分は完璧だ!」「すごい人間だ!」
などと思わなくてもいい

 成果を確信しながら、実際に成果を出している。事業を複数経営しつつ、休日は、家族や友人とともに最高の休日を過ごしている。楽しくてたまらない。

 さまざまな挑戦、失敗、再起を繰り返してきたが、心を強くする方法はとてもシンプル。それは「小さな成功」を積み重ねることなのだ。

 本題に入る前に、ここで誤解を解いておきたい。「自分にはこれができる!あれもできる!」ということだけが自信ではない。字の通り、「自分を信じる」ということ。「これでいいんだ」という自己肯定感。それが自信なのだ。

 自分を信じるということは、「自分は完璧だ!」「すごい人間だ!」などと思うことではない。むしろ、「自分には何ができて、何ができないのか」をきちんと理解して、受け入れることに近い。

 話を戻そう。では、「自分を信じる」ためにはどうすればいいのか?人は、過去の情報をもとに生きている。ゆえに、過去の成功体験は自信につながり、過去の失敗・トラウマは苦手意識になる。

 つまり、自分を信じるには、「自分に成功体験を与え、自己肯定感を高める」しかない。ポイントは、成功体験というものをおおげさに考えないこと。