デキる人は「催促する」前に状況を確認する!
リマインドメールをうまく活用

 期限の前に、依頼した件について状況を伺ったり、困ったことや質問があるかを聞いたりするなどでフォローアップするのも一つの手です。状況を知ることで、次に取るべきアクションやスケジュールの調整も可能になります。

 依頼のメールを送り、「相手がやってくれているだろう」「分かっているだろう」と思い込むのは危険です。責任を持って、相手にアクションを取ってもらい、結果につなげられるように、こちらからも働きかけることも大切です。

This is a friendly reminder [that XYZ is due Friday, Aug. 23].
リマインドいたします(XYZの期限が8月23日[金]であることを)
*期限が迫ったタイミングでの催促。friendly が入ると表現がやわらかくなります。

I’d just like to follow up on this.
この件についてフォローアップしたいと思います
*I’d just like to... は「ちょっと~したいです」のニュアンス

Iʼm resending this email in case you have not received it.
万が一メールが届いていない場合のために再送いたします

Please let us know if you need more time or have any questions.
もう少しお時間が必要な場合、またご質問がある場合はお知らせください

 相手との付き合いは今後も続くので、できるだけ次につながり、良好な関係を継続できるようなコミュニケーションを心がけたいですよね。

 また、人によって優先順位や都合は異なりますし、相手にも事情があるかもしれません。自分にとっての優先事項や緊急案件を相手に押しつけず、できるだけ丁寧な表現で伝えたいものです。

 実際に、相手はリマインダーを受け取って「(メールを見落としていたので)助かった」「期限を忘れていた」と思うかもしれません。仕事をスムーズに進めて結果につなげるためにも、コミュニケーションを活発にする(深める)ためにも、工夫された丁寧な催促は効果があることを実感すると思います。