東京理科大学の大学生だったとき、夏休みの暇つぶしで突如「そうだ、投資をしよう!」と思い立った。証券口座を開設して、家庭教師のアルバイトで稼いだ貯金をほぼ全額投入。知識ゼロ・経験ゼロの状態から投資をしてみたものの、わずか2週間で全額溶かしてしまった……。そこで投資を諦めず、本腰を入れて勉強。就職してから本領を発揮して、1銘柄だけでも億単位のリターン(売却益)を得るなどして、入社4年でFIRE(経済的な自立による早期リタイア)。そこで得た投資の最終結論は、常識の真逆をいく「小型株集中投資」という手法だ。その投資法を1問1答のクイズ形式で学べる『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)の著者が、アマチュアだからこそプロに勝てる“儲かる株の見つけ方”を基礎の基礎から応用まで解説する。
※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)から一部を抜粋・編集したものです。

【新NISAにも役立つ】株で勝てる人は、株価の急騰・急落にどう対処するか?Photo: Adobe Stock

1問1答<4択>でわかる!
小型株集中投資で1億円

【新NISAにも役立つ】株で勝てる人は、株価の急騰・急落にどう対処するか?

株価の急騰・急落に
どう対処するか?

Q58 株式相場の暴落リスクが高いと考えられるケースをすべて選んでください

1 TOPIXやS&P500種株価指数が、過去最高値を連日更新中。歴史的な好景気が続いており、どの株を買っても儲かっている状態。不動産価格や物価もどんどん上がっている。相場に携わる人たちの多くが楽観的なコメントをしている
2 日本政府が国民の株式投資を促進するため、税制優遇制度を導入。ワイドショーや雑誌は連日、株式投資の話題で持ちきり。多くの未経験者が投資をするようなブームになった
日本の大気汚染が大きな問題になり、国民の多くが外出時に特殊なマスクをつけるほどの状況に。室内用の空気清浄機が売れに売れ、各家電メーカーの株価はうなぎ上り
4 東証プライム上場企業の平均PER(株価収益率)
が80倍を超えるまでに成長。日本の人口は減少し続けているものの、テクノロジーの進化によって労働生産性が上がり、物価も所得も上昇している

ヒント 株価暴落のタイミングを事前に予測することは不可能ですが、その予兆を知るすべはあります。実態と株価が大きく乖離して、株価だけが上昇し続けると暴落リスクは上がります