被写体は全員女性、カメラマンはほぼ男性
物議を醸した水着撮影会の中身
市側は「断る内容のイベントとは言えない」と応答したという。他県からも人が集まる機会にもなる。
ここで問題となるのが、制服や浴衣の撮影会は「性的」なのか否かだろう。水着撮影会が物議を醸したことで、水着ではなく露出度の少ない制服や浴衣なら「性的」とは言えないのではないかという判断なのかもしれない。
だがおそらく、イベントに違和感を覚える人の懸念は服装よりも撮影という行為の方にあるだろう。
水着の撮影会の際に、女性モデルを取り囲む大勢の男性の集団の写真が拡散された。被写体が女性であり撮影者の多くが男性であるというシチュエーションは、女性が「見られるもの」であり、男性は「見るもの」という、ある種の「性的役割分担」を連想させ、これが公共施設でふさわしい催しかどうかは意見が分かれるところだろう。
公式サイトの出演者を見ると、いわゆる「地下アイドル」として活動している女性が多い印象で、そのほかAV女優として活動している女性もいた。
個人的に気になったのは、未成年の出演者がいるのかどうかだ。
「#私立近代麻雀学園」でハッシュタグ検索を行うと、モデルを撮影した画像をアップしている人がいて、タグづけられている出演者のプロフィールには「15歳」「キッズモデル」「JC3(※中学3年生の意味)」と書かれているケースがあった。プロフィール欄が過去から更新されていない可能性もあるが、未成年者の出演もあったのではないか。