浮気には3つの構成要素が関係するという。それは「浮気当事者の性格、パートナーシップ、浮気が行われる状況」だ。浮気をしなければ生きていけない人もいるし、生涯で1度も浮気をしない人もいる。世の中にはびこるさまざまな種類の浮気パターンを紹介しよう。本稿は、アンジェラ・アオラ著、安達七佳訳『不倫の心理学』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。
一度浮気をした人は
また浮気をするのか
元夫と新しいパートナーの関係は続いているようなので、私からまず挨拶するのはどうだろうか?離婚から約5カ月後のことだった。再出発の時だったのかもしれない。
ドアをノックすると、彼女がドアを開け、驚きの声を上げた。握手をして自己紹介をすると、私と子供たちを招き入れた。少し話をしたが、5分もしなかっただろう。
その場を離れると何となく気分が良く、心が軽くなった。元夫は彼女に誠実だろうか、とふと疑問に思った。もしかしたら同じパターンを繰り返すかもしれない。しかし彼が浮気者として有名人になったとしても、幸いなことに、私がその心配をする必要はもうなかった。
「一度浮気したらまた浮気する」というのは一般的真実なのだろうか?パートナーシップやライフステージに関係なく浮気する人もいるのだろうか?パートナーが影響を及ぼすことができないタイプもいるのだろうか?
研究によると答えはイエスでもありノーでもある。浮気には3つの構成要素が関係する――浮気当事者の性格、パートナーシップ、浮気が行われる状況である。
研究者によって浮気のタイプに関する定義は多少異なるが、ここでは以下のタイプにまとめたい。
シリアルキラーのように
次々に恋愛に手を出すタイプ
「抜け道」タイプ
これは、自分ではもう続けることを望まないにもかかわらず、自ら終止符を打てずにいるパートナーシップから抜け出すきっかけを与える浮気である。
現在のパートナーと別れる前に、新しい相手を必要とする人もいる。1人でいることに耐えられないか、パートナーシップを持つことでしか自分を定義できないからかもしれない。その内面の不安から自分自身を負け犬と見なさないため、他者を必要とする。