石けんでゴシゴシ洗いすぎると、肌のバリア機能が低下してしまうことがあります。シャワーで流すだけでもきれいになるので、からだのすみからすみまできれいに洗わせようという意識よりも、まず自分で洗おうとする子どもの気持ちを大切にしてください。
子どもたちに伝えたい
公衆浴場でのマナー
厚生労働省が策定している『公衆浴場における衛生等管理要領等』が2020年12月に改正され、公衆浴場、旅館などにおける混浴制限年齢の目安が「おおむね10歳以上」から「おおむね7歳以上」に引き下げられました。また、混浴の基準は各自治体の条例でも明記されています。
性教育の観点から、子どもたちに伝えたい公衆浴場でのマナーがいくつかあります。
1つ目は、女の子は浴場の床に直にベタッと座らないということ。雑菌や細菌が絶対いないとは限らないので、性器が直接当たるような姿勢は避けたいところです。できればイスにしっかり水を流してから座るか、床に座るなら正座をするよう伝えましょう。