やる側はあそびのつもりでも、やられているほうはそうではないことも多いでしょう。
高山恵子、佐々木睦美著
その子の心が傷ついたなら、それはまぎれもない暴力です。また、そのときはよくわからなくても、成長してその場面を振り返ったときに、心が深く傷つくこともあります。
暴力というのは、「殴る・蹴る」だけではなく、性器に対する暴力、性のことで心が傷つく暴力は「性暴力」です。子どもが小さいうちから、そういう「暴力」について考えたり、「暴力」について親子間で話せるようにしておくことは、とても大切です。
そして、「あそびやふざけで性を使わない」という大原則を、親子で確認しておきましょう。大人側も、からだや性をネタにしたからかいや行動には気をつけましょう。