落ち着いて話す場を設けて、「ちょっと話したいことがあるよ」「こういうことがあったと聞いたけど、どうなのかな?」と尋ね、直接子どもの口から説明を聞きます。「どうしてそんなことをしちゃったの?」などと怒って問い詰めると、子どもは心のシャッターを閉めてしまいます。状況を把握するためにも、できるだけ穏やかに話をしましょう。そして、「そういうことをしようと思ったのはどうして?」「どういう気持ちだったのかな?」というように、その子の気持ちにクローズアップしていきます。

 もし、子どもが「そんなことやってない!」と言ったら、ひとまず「そうなんだね、やってないんだね」と受け止めます。思わず「そんなことないでしょ!」「やったんでしょ!」と言いたくなってしまうかもしれませんが、ここはグッとこらえましょう。

 そして、「友達のからだは友達のもの」であることを確認し、プライベートゾーンの話をします。「これはとっても大事なことだから、覚えておいてね」と伝え、いったんひと区切りにします。