「自己肯定感があがった」「積極的になった!」「もじもじしなくなった」「楽しそうに問題を解いている」「宿題をやらない子が集中している姿にびっくり」「大人にも脳トレで使える!」――ゆっくりやれば答えられる問題を、最短1秒でパッ! パッ! と答えていく「1分間瞬読ドリル」シリーズ。ついに第三弾! 右脳でイメージしたものを左脳で言語化、これを瞬時にやるのが「瞬読」の特徴。正しい答えを導くのがゴールではなく、答えが1つとは限らないのも特筆すべき点。パッと見てすぐ答えることで、「記憶力」「集中力」「発想力」が磨かれます!
従来のシリーズの「1分」から「10秒」に短縮したことで、離脱することなく、達成感を持続。イラストもふんだんに盛り込んで楽しさ10倍増。間違っても楽しい!笑いが止まらない魔法のドリル『10秒間こども瞬読ドリル』――大人になってから必要なスキルが一気に身につきます!

子ども向けなのに大人もハマる!【1日10秒】勉強や習いごとに集中できる、一瞬で判断する力が自然に身につく「特徴さがし」本文「特徴さがし」より抜粋

考えて答えを出すときに、脳はフル回転で働く

 前回は、4つの絵の共通点をさがしました。今度は、同じドリルを使って、4つの中から1つだけ違うものをさがしてみましょう。

 もう一度、4つのイラストを見てください。共通点は「干支」でしたね。でも、見方を変えると、1つだけ、ちょっと違った特徴を持っているものがあるのがわかりますか?答えは「タツ」です。「ネズミ」「ウシ」「トラ」は、実在する生き物ですが、「タツ(=竜)」だけは、実際には存在しない、想像上の生きものです。

 ドリルのやりかたは、前のドリルと同じです。1回目は、1秒で答えを出します。もちろん、間違っても、わからなくてもだいじょうぶです。一瞬で答えを出すときに、判断する力がつきます。1つひとつのイラストを見るのではなく、全体をかたまりで見るようにするのも同じです。そして、答えは1つとは限りません。解答例以外の特徴を発見するお子さんがいたら、ひらめきの才能を持っている証拠。ぜひほめてあげて、ドリルでさらにその力を伸ばしてあげてください。

 2回目も、前のドリルと同じく、「なんでそう思ったんだろう?」と、理由を考えます。共通点をさがすときは、「なんとなく、これかな?」でも答えられたと思いますが、このドリルは、4つの絵
の意味が全部わかっていないと、なかなか答えにたどりつけないかもしれません。でも、それでもいいのです。

 考えて答えを出すときに、脳はフル回転で働くので、答えがわからなくても、しっかりと脳の力は上がっています。また、「どれだろう?」と一生懸命考えると、集中する力も自然とついてきます。ほかの勉強や習いごとにも集中できるようになりますよ。

(本記事は、『10秒間こども瞬読ドリル』から抜粋、一部編集した記事です)