ヒズボラへの秘密攻撃、現場で何が起きていたか18日、ベイルート郊外で行われた葬列に参加したヒズボラ支持者
PHOTO: MANU BRABO FOR WSJ

【ベイルート】17日午後3時25分、イランの支援を受けるイスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバー2人が、レバノンの首都ベイルートのショッピングモールで昼食を取っていた。このうち1人が持っていたポケットベル型の通信機器が爆発し、彼は重傷を負い、腕や目から出血した。

 午後3時34分、別の爆発がヒズボラの事務所を破壊した。目撃者の話では、内部連絡に使われていたポケベル型機器が一連の数字から成るテキストメッセージを受信し、その後5秒間音が鳴った後に爆発した。男性1人が椅子から投げ出され、机が壊れたという。