誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになります!

【精神科医が教える】普通の人は「しっかりと準備」をしてから行動を起こす。では、サクサクと実績を積み上げる人はどうする?Photo: Adobe Stock

継続するためのポイントとは?

アテクシは毎日情報発信していますが、「どうしてそんなにいろんなことを発信できるの?」とよく聞かれます。

じつは自分でも不思議に思っていて、なんでこんなにもお喋りできるのかを考えてみたんです。

ポイントは、準備しすぎないこと。あえてあらかじめ念入りに準備をしないようにしているんです。

考えるより先に行動

たとえばVoicyの音声収録についていえば、毎回のテーマをパッと思い付きで決めたら、そのまま録音を始めるという具合です。

YouTubeも同様で、思いついたテーマに沿ってそのまま話し始め、収録後に不要な部分だけカットしています。

要するに、考えるより先に行動を起こしているというわけです。

一歩踏み出し、動きながら考えればいい

喋らなきゃいけない状況になると、自然と喋る内容がこれまでの経験や知識の蓄積から起されてくる。

つまり、入念に準備をしてから行動を起こすのではなく、まずは行動を起こすという点を重視しているわけです。

「それはアナタだからできることでしょ」と思われるかもしれませんが、そんなことはないと思います。

むしろ、これは誰しも慣れないうちは特に有効だと思います。まずは行動を決めて、動いてから、動きながら考えることが大切です。

完璧主義は捨てましょう

もっと自分を信じていいと思うんです。何かやらなければいけないことがあったら、まずは行動を起こしてみましょう。

計画を立てすぎたり完璧主義に陥ったりすると、すべてを事前に整えないと行動に移せないことになります。

そうなると、計画が思うようにいかないときに進めなくなったり、下手すると行動する前に断念してしまうこともあるでしょう。

だからこそ、やりたいことがあるなら、まずは「やること」を決めて、動きながら考えることが大事だと思います。まずは行動を起こしてみましょう!