最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。今回は、神無月の開運法を紹介します。

10月は神無月=神様の月

【神様は見ている】運がいい人、お金持ちの人が10月(神無月)にするスペシャルなことPhoto: Adobe Stock

10月は別名、神無月。
風水では、神無月=神の月といわれ、神様のパワーが強まる特別な時期です。

なんといっても10月にしなければならないことは、来年の「祈願書」を書くことです。
祈願書とは、来年叶えたいこと、達成したいことなどを紙に書いたもののこと。毎年この時期に作成し、初詣よりも一足早く神様に翌年のことをお願いするものです。

秋には、早くも来年の運気が動き出しますから、まずは今日思いついたことや、達成したいと思ったこと、叶えたい夢などをメモしておきましょう。
現実的でないと思うことでも構いません。
思い浮かんだことというのは、実現できるものですから、まずはどんどん書き留めていってください。

そして、今日メモしたことを参考に、来年叶えたいことや夢を決め、優先順位をつけたら、「来年はこれをやる」という目標を立てて、祈願書を作成しましょう。
その祈願書を持参して、10月20日頃に神社へ参拝し、来年のことを祈願します。

10月は今年を総括する月でもあり、来年の運気をいち早くキャッチする月でもあります。
今月祈願書を書くのだということを頭に入れて、今年できたこと、できなかったこと、来年叶えたいことは何かなど、考えはじめましょう。

また、この時期の神社参拝は、神様からパワーをいただくことができる開運アクションですから、近所の神社や外出先で通りかかった神社には参拝してみてくださいね。

『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」は他にもあります。ぜひ、探してみてくださいね。