世の中“理不尽だらけ”
それが当たり前
――ご著書『ミキティ語録』では、子育ての章の中で「○○してみたらいいんじゃない?」というようにポジティブに提案するという話がありましたが、これは後輩への指導にも通じる部分があるのかなと思いました。
そうですね。自分の経験からアドバイスをすることはできるけど、結局やるのはその人自身。「こういう方法もあるけど、何がいいか考えてみたら?」っていうふうに相手に考えてもらうのは大事ですよね。
――5回にわたって、若手ビジネスパーソンへのアドバイス、いろいろお聞きしてきました。今悩みながら働く人たちに、『ミキティ語録』をどう生かしてほしいですか?
この本の中にも「理不尽なことだらけだよね」っていう話がありますが、本当に世の中って自分のために作られてるわけじゃないから。やりたい仕事できないとか、好きな先輩に付けないとか、いろいろあると思うけど、その中で自分がどう生きていくか。前向きに頑張ってほしいですし、この本が少しでも背中を押せたらいいなと思っています。