例えば高島家では、お正月に自分で決めた1年間の目標の達成度をアピールし、それをもとにお年玉の額を交渉したり、家族旅行の行き先を決めたりしたとのこと。灘中学を受験するかどうかについても、「家族会議」で方針を確認したといいます。

「両親はいつも、(自分を)子ども扱いせず、対等に接してくれて、子ども心にありがたかった」と述べた高島市長は、就任会見で「市長として大事にしたいこと」を問われ、「対話に尽きる」と語られていました。

 自治体のトップとして、市民との対話と積極的な情報発信を重要と考える高島市長は、就任後、市役所の活動を積極的に SNSで発信されながら、市内の中学校を訪れて生徒たちと一緒に給食を食べながら話し合うなど、市民との対話を実践されています。

はきはき話すことも
「話す力」には大切

「皆さんは、自分の声が好きですか?」

 授業でこんな質問をすると、小学校高学年以上になると多くのお子さんが「嫌い」と答えます。