私は、お子さん自身の自主性や自発性を大事にしながら、言葉を使ったゲームを活用することをおすすめします。しりとりや、連想的に言葉をつないでいく連想ゲーム(マジカルバナナなど)です。しりとりも、「3文字しりとり」「5文字しりとり」など、文字数に制約をつけたり、季節にまつわる単語に限定するなどの決まりをつくったりすることで、難易度を調整しても楽しめます。
さらに、語彙は、類語を増やしていくことで、どんどん力がついていきます。お子さんとの会話でさりげなく、新しい単語を使っていくと、言葉に合う適切な場面を理解できるようになります。ですので、例えば単語の「言い換えゲーム」などを試してみるのも良い方法です。
作文や日記の宿題などに取り組む時も、「『うれしかった』と『楽しかった』を使わないで書いてみよう」などと制約をもうけると、工夫が必要になるため、いつもと同じような文章から一歩抜け出すことができます。