例えば、「どうすれば地球温暖化をおさえられると思う?」といったように、テーマを決めて対話を深めていくのも1案です。
もしそこでお子さんが、「ゴミを燃やす量を減らせばいいんじゃない?」と言ったとしたら、「なるほど、良い考えだね。そのためにはどうすればいいと思う?」とか、「そうだよね、わかっているのにどうしてゴミを減らせないんだろうね」など、一度、お子さんの考えをしっかりと受け止めてから、さらに話を深められるよう問いかけを続けていくと、お子さんは自信を持って、自分の考えを口に出せるようになります。
ご家庭でそうした会話があることで、お子さんにとっても、もしかしたら以前なら聞き流していたかもしれないニュースにアンテナが立つようになり、その内容をもっと知りたい、調べてみたい、と新たな好奇心がわいてくるようになります。
語彙力を伸ばす方法(3)
「親と子の役割を交換してみる」
ご家庭での会話をすればするほど、お子さんの語彙力も伸びていきます。ここで、ご家庭での会話を盛り上げる工夫を1つご紹介します。それは、ときどき、親と子の立ち位置、それぞれの役割を交換してみることです。