例えば、「お子さんに親の相談相手になってもらう」ことも一案です。ご家庭での役割が入れかわることで、関係性が変化します。

「今日、買い物中にこんなことがあって、困っちゃったんだけど……」とお子さんに相談してみてください。きっとお子さんは喜んで、そしてとても親身になって助言してくれるはずです。

 お子さんからの助言に対して、さらに掘り下げていろいろな発言を引き出せると、意外なヒントを得られるかもしれません。

語彙力を伸ばす方法(4)
「言葉ゲームを活用する」

 お子さんが新しい言葉を知ってから、実際にその言葉を使いこなせるようになるまでには時間がかかります。実際に普段、お子さんが使っている言葉は、お子さんの頭の中の引き出しの手前にある一部の言葉だけ。頭の引き出しの奥にまだ眠っている言葉は、どうすれば普段使いできる状態になるのでしょうか。