スマホとペンを持った女性写真はイメージです Photo:PIXTA

もし「完璧な一日」を設計できるとしたら?そう考えてみると、なんだかワクワクしてこないだろうか。ベストセラー作家であり世界的ライフコーチとして活動する著者スコット・アランによれば、自分が望む最高の人生を手に入れるためには、目標を決め日々の小さな努力を積み重ねることが重要だという。そしてそのために邪魔になるのが、多くの人が陥りがちな「先延ばし癖」だ。素晴らしい人生をモノにするために役に立つメソッドを紹介する。本稿は、スコット・アラン著、弓場 隆訳『GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。

「完璧な一日」を設計するためには
「大好きなこと」をする必要がある

 もし「完璧な1日」を設計できるなら、何をするだろうか?

 多くの人は起きて、服を着て、食べて、急いで仕事に出かける。そして帰宅後、夜にテレビを3時間ほど見ると、1日はすぐに終わり、ベッドに行き、翌朝起きて、また同じことを繰り返す。

 しかし、完璧な1日を設計すると、素晴らしい人生をつくることができる。最高の自分をめざして日々を送るためには、「大好きなこと」をする必要がある。

 次の3つの質問を自分に投げかけよう。

1 何でもできるとしたら、今日どんなことをするか?

2 今日、誰とどのように過ごしたいか?

3 大好きなことをもっと楽しむには何をやめるべきか?

 完璧な一日を設計するためのアイデアを思い浮かべ、それをすべて書きとめよう。エネルギッシュになってワクワクし、毎日、早起きをして、情熱を燃やしながら生きたくなるだろう。

 今日やってみるべき3つの作業は次のとおりである。

1 ビジョンボードをつくる。行きたい場所やしたい活動の写真を壁に貼ろう。

2 目標を書いて挑戦する。目標をすべて紙に書き、週にひとつずつ挑戦しよう。