3 完璧な1日をイメージする。誰とどう過ごすかという計画を立てよう。
自分にとって完璧な1日を紙に書いてみよう。いいスタートを切るために1時間でいくつかの活動をし、それを習慣にしよう。たとえば次のようなことだ。
(1)20分間、瞑想をする
(2)20分間、読書をする
(3)20分間、ヨガやストレッチをする
常に1%の改善に努めることで
着実に進歩することができる
改善のための唯一の基準は、一定のレベルアップを継続することだ。従来よりもほんの少しよいやり方で物事に取り組み、徐々に改善していく必要がある。
常に1%の改善に努めると、毎日、着実に進歩することができる。それを継続すれば、長期にわたって目覚ましい進歩を遂げることができる。
こんなふうに考えてみよう。1カ月で10キロやせようとするより、1日の摂取カロリーを2割減らして3カ月で10キロやせるほうが無理なくできる。半年で1万ドルを貯めようとするより、2年間にわたって給料の1割をコツコツ貯金するほうが合理的だ。
私たちは大きな目標に焦点を当てて、一気に達成しようとしがちだが、大きな目標は、日々の小さな行動の積み重ねによって達成できる。
小さな改善がやがて大きな違いとなって表れることを、私たちは見落としがちである。長期にわたって何かを改善し続けると、パフォーマンスが格段に向上する。ポジティブな結果を得るためにたゆまぬ努力をすることが、成功につながるのである。