最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。今回は、Drコパさんに追加で伺った開運法を紹介します。
秋祭りで開運する
10月15、16、17日。この3日間、伊勢神宮では神嘗祭という大きなお祭りがあります。「神宮のお正月」とも言われ、1年のなかで最も由緒深い祭典の一つです。
この時期は、五穀豊穣や秋の実りに感謝することで開運しますから、感謝の気持ちを持ち、穏やかな気持ちで過ごすとよいでしょう。
また、10月は各地の神社で、秋祭りが催されます。
神社やお寺の行事は参加するだけで開運しますから、ぜひ積極的に参加して、神様をお祝いしましょう。
日本の神様というのは、秋祭りや大祭の日に新任の神様が地上に降りてきて、そこから1年間、私たちを側でお守りくださいます。
お神輿を担いで街中を練り歩くのは、新任の神様にそこに住まう人や町を見てもらうためなのです。
ですから、ぜひ歓迎の気持ちを込めて、お酒を飲んだりご馳走を食べたりしてお祭りをたのしみ、神様をおもてなししましょう。
実りの秋は、何かと神様と関わりの深い時期です。
感謝すること、たのしむこと、たったそれだけで運がよくなっていきますから、ぜひお祭りに足を運んでみてくださいね!
『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」は他にもあります。ぜひ、探してみてくださいね。