人や組織はどう考え、どう行動するかを考え続ける――。企業や社会で日々悩みながらも前を向き、変革を推進しようとする「チェンジリーダー」へ、人をベースとした、経営・戦略や組織、そしてイノベーションに関する情報をお届けする「経営・戦略デザインラボ」。理論と実践をかけ合わせたイベントシリーズ第1弾「テクノロジーの進化と学習する組織」(※)で行われた、世界的ベストセラー『学習する組織 ―システム思考で未来を創造する』の著者であり、マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院上級講師のピーター・M・センゲ氏の基調講演の前編を特別公開します。(企画・構成/ダイヤモンド社 編集委員 長谷川幸光、協力/中川生馬)※2022年6月8日実施
学習する組織を実践するためには
まず何から始めるべきか?
『学習する組織』著者/MIT経営大学院上級講師/SoL(組織学習協会)創設者。MIT(マサチューセッツ工科大学)スローンビジネススクールの博士課程を修了、同校教授を経て現職。旧来の階層的なマネジメント・パラダイムの限界を指摘し、自律的で柔軟に変化しつづける「学習する組織」の理論を提唱。20世紀のビジネス観にもっとも大きな影響を与えた1人と評される。その活動は理論構築のみにとどまらず、ビジネス・教育・医療・政府の世界中のリーダーたちとさまざまな分野で協働し、学習コミュニティづくりを通じて組織・社会の課題解決に取り組んでいる。著書に、『学習する組織』『学習する学校』(ともに英治出版)、共著に『21世紀の教育』(ダイヤモンド社)など。
企業、学校、コミュニティなど、数多くの組織のリーダーや組織変革の担当者に今も読まれ続けている21世紀の経営を変える名著『学習する組織 ―システム思考で未来を創造する』。
本講演では、世界で200万部を超えるベストセラーであるこの『学習する組織』の著者であり、マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院上級講師のピーター・M・センゲ氏が登場。その前編をお届けします。
今なぜ、『リレーショナル・フィールド』の重要性が高まっているのか?
テクノロジーは果たして我々にとって役立つものになるのか?
テクノロジー業界に蔓延する病とは?
その「意思決定」は本当に「考えた」結果なのか?
リーダーが見るべきタイムスパンとは?
「IT後進国」がうたわれている日本で見過ごされている真の問いとは?
そもそもなぜ「遅れを取り戻す」必要があるのか?
学習する組織を実践するためにはまず何から始めるべきか?
センゲ氏の言葉を通して、新たな「マネジメント」のあり方が見えてくるはずです。ぜひご覧ください。
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