筋肉に効く「これからが旬」のスゴい食材、ゆでるよりも効果的な調理法とは？【管理栄養士が解説】

ゆでるのではなく
電子レンジで調理したい理由

　ブロッコリーはゆでるのではなく、電子レンジ調理がおすすめです。ブロッコリーに含まれるビタミンCは水溶性のビタミンなので、熱によって壊れやすいからです。電子レンジを活用することでビタミンCを無駄なく取り入れることができます。

　捨ててしまいがちな茎にも栄養が含まれるため、固い部分は取り除いて茎もできるだけ食べましょう。

　冷凍のブロッコリーは旬の時期に冷凍しているため、栄養素も生のブロッコリーと差異はありません。買い置きしておくと便利です。

　ブロッコリーに含まれるビタミンB6は、鶏肉に含まれるタンパク質の代謝をサポートします。2つの食材は料理の相性も良いので、蒸し煮にしたり、スープにしたり、炒めたりと、ダブルで取り入れるのもいいですね。

　もちろん、この2つの食材を食べていれば「筋肉を鍛えるには万全」というものではありません。あくまで効果的な食材として、筋肉を鍛えたい人は意識して毎日の食事メニューに加えましょう。