筋肉に効く「これからが旬」のスゴい食材、ゆでるよりも効果的な調理法とは?【管理栄養士が解説】写真はイメージです Photo:PIXTA

「筋肉を鍛えている人におすすめ」といわれる2つの食材があります。一つは鶏むね肉。もう一つは、11月から旬を迎える野菜です。なぜこれらの食材が“筋トレ民”に愛されるのでしょうか? 今回は、その理由を管理栄養士の視点からお伝えしていきます。(管理栄養士 岡田明子)

筋肉のほとんどが
タンパク質でできている

 スポーツジムや個人のトレーナーの食事指導で推奨されることが多い「鶏むね肉」と「ブロッコリー」。最近パーソナルトレーニングを始めた知り合いも、トレーナーからこの2つの食材をすすめられたそうです。

 なぜこの2つが筋肉にいいとされるのでしょうか。それぞれの栄養素をみながら解説します。

 筋肉を作るのに最も必要な栄養素は、タンパク質です。筋肉は水分を除くとほとんどがタンパク質で構成されています。タンパク質の摂取が不足すると筋肉が分解されてしまうため、体を鍛えている方は、より多くタンパク質を取ることが大切です。