塾の教材が多すぎる!
父親のリストが大きな助けに

 遍さんが夜に学習すべき内容一覧を裏紙に書き記して、テーブルに置いておく。これが遍さんの学習リズムを整えるための大きな助けとなった。塾から帰ると、入浴と食事を済ませ、メモに沿って勉強する。終わったタスクは遍さんが斜線を引く。

「塾の教材はたくさんありすぎて自分では整理できなかったので、お父さんがリストにしてくれて助かった」(遍さん)

 第1志望を女子学院に決めたのは、小5の10月。参加した学園祭で、遍さんがその自由な校風に引かれたのがきっかけだ。泰子さんは「活発な子なので、女子学院を選ぶと思っていた」と納得。「受験は子どもが主役。親はあくまで寄り添うだけですから」

【女子学院合格家族】娘を支えた父の「やることリスト」、365日ブレない最強の“必勝習慣”とは哲さんが作った「やることリスト」は、今でも大切に保管している。