ニヤニヤ男性のイラつく「ひと言」
「コンパニオンって、こんな衣装よく着るの?」
ニヤニヤして、東京オートサロンに出たアダルト女優たちの写真を見せて来る、クライアントや来場者が時々います。
根本に勘違いや差別意識があるな、と私はいつも感じていました。
女性社員がコンパニオンを見て眉をひそめることが多いのも、レースクイーンの友人がクライアントに性行為に誘われたのも、私たちの仕事の本質を見ようとしないからではないでしょうか。
レースクイーンもビールガールも、そして他の「女性性を生かした仕事」も。
求められていることはルックスではありません。かわいい衣装を着てお客さんやクライアントに媚びることでもありません。
需要があるから供給をする。ほかの仕事と変わらないのです。「人を喜ばせたい」という気持ちは、どの職業にも共通しているはずです。
ライターを除くと、コンパニオンは私にとってこれまででいちばん向いていると思った仕事で自信をくれました。この記事で書いた職業によって、女性たちは自分の特性を生かして活動しているのです。
そして、私にはこれからも声を大にして言いたいことがあります。
コンパニオン不要論は不要!