会社で出世する人が40代から学び始めている「3つのこと」とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

40代は「正しい生き方」を学ぶための
ゴールデンタイム

 ビジネスパーソンにとって40代は、将来の社内での立場が見えてくる時期です。同時にもう一頑張り二頑張りして「なれる最高の自分」を目指す時期でもあります。

小宮一慶・小宮コンサルタンツ代表小宮一慶
小宮コンサルタンツ代表

 経営層入りを目指し順調に出世コースに乗っている人は、経営者としての勉強を始めることが大事です。

 私は経営とは、「企業の方向付け」「資源の最適配分」「人を動かす」の3つから成り立っていると考えています。それらをうまくやれる人がいい経営者です。特にその中で、経営を決定づける8割ほどを占めるのは方向づけ。つまり何をやるかやめるかを決めることです。

 そこで、私が経営層を目指す人向けの研修でお願いする「3つのこと」があります。

 もちろん、40代の誰もが経営層を目指すわけではないはずです。「専門性を生かして働きたい」「営業のエキスパートになりたい」などと考えている人も多いでしょう。その場合でも、今からお伝えする3つのうちの「正しい生き方の学び方」は大切です。