部下がますますダメになる…リーダーが部下の目標設定で「絶対にやってはいけない2つのこと」写真はイメージです Photo:PIXTA

目標未達の部下に
「頑張れよ」と言ってはいけない

 10月に入り、部下への指導や下期目標の設定に悩んだリーダーも多かったと思います。

 まず、よくある失敗が、目標を達成できなかった部下に対し、励ますつもりで漠然と「下期は頑張れよ」と声をかけてしまうパターン。「頑張れよ」は絶対にかけてはいけない言葉です。

小宮一慶・小宮コンサルタンツ代表小宮一慶
小宮コンサルタンツ代表

 部下は部下なりに頑張ったはずです。リーダーがやるべきことは、頑張れという漠然とした声がけではなくて、なぜ目標を達成できなかったのかということ検証することです。そして具体的なアドバイスを与えることです。

 そして、実は、うまく成果を出せない部下を持つリーダーには共通点があります。そもそも、目標を立てる段階で失敗しているリーダーが多いのです。

 そこで今回は「リーダーが部下の目標設定で絶対にやってはいけないこと」について解説します。

 まず、リーダーに必要なのは「反省」です。