フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える

今回試乗したのは、2023年の自動車販売ランキングで総合10位という非常に人気なコンパクトミニバン「フリード」だ。ホンダの中ではN-BOXの次、2番目に売れているというフリード。実際に乗ってみて人気に納得した。首都高から千葉の海まで、たっぷり試乗した感想をお届けする。(コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ)

ポルシェ「911 Carrera T」が納車されました

 みなさまごきげんよう。

 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 オーダーを入れていたポルシェがようやく納車されました。ガラスが薄く、内装も簡素化された軽量モデル「911 Carrera T」であります。

お世話になったポルシェスタジオ日本橋のみなさんとお世話になったポルシェスタジオ日本橋のみなさんと。左ハンドルのマニュアルは7速。これからじっくり楽しんでいこうと思います Photo by Ferdinand Yamaguchi

ハイエースをガリッと……(泣)

 バイクのトランスポーター、および、日常の足として大活躍しているハイエース。何と間抜けなことに、ホイールをガリッとやってしまいました。あの心臓に響く音、本当にイヤな気持ちになりますよね。ホイールだけならまだ良かったのですが、何とタイヤまで……。

タイヤやってしまいました(涙) Photo by F.Y.

 Facebookに写真を掲載し、嘆き節をポストすると、早速タイヤメーカーに勤務する友人から「見た目は悪いですが、その部分は強度的に問題なし。剥けた部分はカッターで切ってしまうか、ゴムのりで貼り付けておけば大丈夫」とコメントが書き込まれました。こうした「識者の見解」を瞬時にいただけるのはSNSの最大の魅力ですね。

 プロが大丈夫というのだから間違いないのでしょう。とはいえ、傷付いたタイヤは何とも気持ちが悪い。タイヤの山はまだまだ残っていますが、3年で3万キロを走ったタイヤです。これを機会に交換してしまおう、見た目の悪いホイールの傷もついでに修理だ……と専門業者に見積もりをお願いしたら、なんと1本4万円もかかるとのこと。もう少しお金を足せば新品が買えてしまう金額です。ならばとタイヤもホイールも全交換することにしました。

TOYO TIRESのOPEN COUNTRY A/T III新しく選んだタイヤはTOYO TIRESのOPEN COUNTRY A/T III。前の横浜ゴムのタイヤから比べると、かなりオンロード寄りの製品です。ホイールはいつもお世話になっているCRSさんの新製品EX-16をチョイス。黒のホイールで、クルマ全体がビシッと引き締まった印象です Photo by F.Y.

 ということで本編へとまいりましょう。8年ぶりにフルモデルチェンジされた、ホンダの第2の柱、フリード(FREED)の試乗記であります。