Jリーグを辞めてからは、キャンピングカーを買って全国の温泉街とJクラブを行脚することは夢見てはいたが、仕事は決めずにいた。そんなチェアマンとしての終盤の2022年2月12日の土曜日に「富士フイルムスーパーカップ」が開催された。
退任セレモニーで感動の涙!
森保監督の心温まるメッセージ
前年のリーグ戦優勝チームの川崎フロンターレと前年の天皇杯優勝チームの浦和レッズが争う戦いで、2022新シーズンの開幕を告げる大会である。私にとって表彰式のある最後のJリーグの公式試合となる。主管試合は、最後の最後まで気が抜けないもので余韻に浸る暇もない。
試合が終了し、試合終了後のクラブマスコットによる運動会のイベントも終了し、サポーターも帰路につき、メディアも会場をあとにした。そんなタイミングで少しほっこりしていると、サプライズが用意されていた。
後片づけをしていた職員が集まってくれたのだ。このタイミングで退任する私と原博実、木村正明、佐伯夕利子の4人を送るセレモニーを開いてくれたのだ。