見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集Photo:gremlin/gettyimages

2024年に人気を集めた特集『大学格差』。2025年度入試は「大学の二極化に最も拍車を掛けた年」と、後々振り返ることになるかもしれません。年明けの大学入学共通テストは高校の学習指導要領改訂に初めて対応する「新課程入試」となり、試験の科目や出題の範囲が変わるからです。複雑化する共通テストを受験生が敬遠したくなるこのタイミングで、まさかの都内有名大学が「年内学力入試」をスタート。単純に基礎学力を測るこの方式、他大学も一斉に追随すること必至です。受験勉強の成果を試される一般選抜入試で真剣勝負するのはエリートたちの世界となり、受験学力から選抜できる大学はほんの一握りに絞り込まれていきます。エリート以外は推薦を主体とした年内入試へと流れ、一般選抜による入学者が数人もしくはゼロになる大学が大量発生していくことに。この二極化で格差をつけられる大学側は存亡の危機に立たされる一方、受験生側にとってはチャンス。意外な大学や学部が入りやすくなり、自らの意思とやり方次第でこの状況を味方にできるのです。人気特集と連載を振り返る『見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集』では、特集から2本の記事を紹介します。(ダイヤモンド編集部・情報は記事公開時点のもの)

「早稲田―明治―法政」鉄板の併願ライン崩壊!新課程入試で早慶・MARCHの受験地図が塗り替わる

大学格差#17

 高校で2022年4月に新しい学習指導要領がスタート。25年度の大学入試では、この新課程で学んだ受験生が初めて受験する。大学入試共通テスト同様に私立大学も入試科目や出題範囲が変わり、これが併願先選びにも影響して私立大の受験地図を塗り替え得る。特集『大学格差』(全20回予定)の#17では、「早慶上理」「MARCH」「日東駒専」「関関同立」「産近甲龍」それぞれの出題範囲を比較し、新課程入試版の併願ラインを探る。 >>記事を読む

日本大学が自滅!「日東駒専」の2番手から陥落【日東駒専・産近甲龍ダブル合格者が選ぶ進学先】

大学格差#10

 日本大学は2024年度入試で志願者数が前年比2万人以上激減した。受験生からの人気の暴落は、二つの大学に合格したダブル(W)合格者の進学先にも表れた。首都圏の中堅私立大学群「日東駒専」(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)の中から二つの大学に合格したダブル(W)合格者の進学先として、2番手から陥落したのだ。特集『大学格差』(全20回予定)の#10では、日東駒専、関西の中堅私立大学群「産近甲龍」(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)それぞれについて、W合格者の進学率を明らかにする。 >>記事を読む

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