いらないタオルでできる! 捨てる練習
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今回は「捨てること」に慣れていただきたいので、時間を決めてやりましょう。
用意するもの:大きな鍋(なければ洗える大きな入れ物、バケツなど)、ゴミ袋
準備:スマホのタイマーを立ち上げる
1.家の中にある「いらないタオル」を集める(5分)
(1)いただきものなどで使っていない「新品(未使用)」のタオル
(2)ボロボロになってしまい、雑巾にしようと思っていたタオル
まずは(1)新品(未使用)の使っていないタオルを集めましょう(新品だけど使っていないモノを手放す練習のため)。
・「御年賀」や「粗品」でいただいたタオル
・企業名の入ったタオル
・柄やサイズ、質感が好みではなくて使っていないタオル
こうしたものを考えずに集めます。
(1)がない方は、今使っているもので捨ててもいいタオルを選びましょう。
2.賞味期限の切れた調味料を冷蔵庫や食料庫から集める(3分)
こちらも考えずにやりましょう。ソースや醤油など、ケースはプラスチックごみ、中身は燃やせるごみで処分するものを集めてください。
3.大きな鍋にタオルを入れて、ソースや醤油をドボドボと入れて、タオルに吸わせる
4.吸わせたものをゴミ袋に入れて処分する
液体を吸わせたタオルから液体がしみ出ないか気になる方は、スーパーの袋などにいったん入れてからゴミ袋に入れましょう。
ソースの容器は洗ってプラスチックごみに。※お住まいの地域によってごみの分別は異なりますので、確認ください
この「タオルにドボドボ作戦」で、タオルと調味料の両方を一気に処分できます。
おおよそ10分あれば、この作業は完了します。慣れると5分ぐらいでできます。
「新品タオルは『いつか使う』と思いながら何年も取っておいてずっと気になっていました。これでスッキリ全部手放せました!」
「考えずにできるのでラクですね」
「あまり好きではないデザインのタオルも、これなら捨てられそう」
「めっちゃ簡単! 子どもたちとドボドボ楽しくやりました」
捨てる前に「使う」
捨てることに対して罪悪感がある人は、そのモノが「お役目を果たしていないのではないか」という不安があるようです。
であれば、「賞味期限切れの調味料を吸わせる」という「お役目」を与えてから手放すのです。「感謝の気持ちを込めて捨てると心も軽くなります」と、相談者さんから教えていただきました。
このように、何も考えず作業に没頭して、一気にモノを捨てることができると、少しずつ捨てることに慣れてきます。特に捨てられないタイプの人にとっては、「新品に役目を与えて捨てる」練習は効果絶大のようです。
使用期限の切れた液体洗剤、使っていないシャンプーなども同じ方法で処分できます。
Tシャツや下着などの処分にも使えるワザですので、ぜひやってみてください。