周りの人に
「ダイエット宣言」する

(4)宣言をする

 いつからダイエットを開始し、いつまでに何kg体重を減らすのか、そのための行動目標は何かを書き出し、いつも目にする場所に貼ったり、手帳に入れたりすることでダイエットへつながる行動を意識できるようになります。

 また、家族や友人など周りにダイエット宣言をするのもおすすめです。応援してくれる人がいるとよりダイエットが成功しやすくなります。

(5)実践

 行動目標に沿って実践していきます。やってみて無理だと思うことがあれば、少し目標を下げましょう。高すぎる目標を立てると、できなかったときにダイエット自体を投げ出してしまうことにつながります。実現可能な行動目標をコツコツと実践していくことで、体重にも変化があらわれてきます。

 ダイエットを続けていくと、最初は順調に体重が落ちていても、途中でなかなか落ちなくなる「停滞期」が訪れます。

 停滞期は、体が「これ以上体重を落とされたら生命維持に危険が及ぶかも」と感じて起こる現象なので、生命維持のために身体の防衛反応がしっかりと働いている証拠です。停滞期に入るタイミングは人それぞれ違いますが、体重が5%ほど減少すると、停滞期が訪れることが多いと言われています。

 そんな時は焦ってさらに食べる量を減らしがちですが、余計なストレスが溜まってしまいます。

 おすすめは「食事の質」を見直すことです。白米を食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な玄米に変える、肉は脂身の少ない部位に変える、魚を積極的に取り入れる、野菜の量を増やすなど、量は変えずに、満足感の得られる食事内容にしてみてください。

 また、筋トレやストレッチ、ウォーキングなど「食事以外」の目標を追加するのもおすすめです。停滞期はいずれ抜け出すことが可能なので、諦めずに続けていくことが大切です。

 ダイエットのポイントを押さえて、理想の体を手に入れましょう。