誰しも悩みや不安は尽きないもの。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになります!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
情熱
![【精神科医が教える】情熱が消えたように感じるとき、実は始まっていること](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/9/a/550/img_6f1ebb7e0766f45fb9e73ef149cb2750183457.jpg)
波があるものよ。
情熱がなくてもいいのです。
それがあるときに
熱くなればいいだけです。
情熱とは、海の波のように満ち引きを繰り返すものです。常に燃え盛る必要はありません。
情熱が沈静化している時期は、自分を見つめ直し、エネルギーを蓄える大切な時間です。
そして、情熱が再び湧き上がったとき、その力を存分に活かせばいいのです。
無理に情熱を求め続けることは心の疲弊を招くこともあります。
むしろ、情熱が自然に訪れる瞬間を大切にし、そのときに全力を注ぐ柔軟さが、長い人生を豊かにする秘訣です。
一時的な停滞を恐れず、自分のペースを信じて進みましょう。情熱は必ず、あなたが必要とする瞬間に、再び力強く戻ってきます。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。