見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集Photo:gremlin/gettyimages

人気の特集『日産 消滅危機』。日産自動車の経営危機が再来しています。1999年の危機時は、カルロス・ゴーン氏が“合理化”という大鉈を振るってV字回復を果たしましたが、今回の危機はより深刻です。なぜなら、クルマの販売不振、人員や生産能力の過剰、他社との提携の不調――といった複数の敗因が複雑に絡み合っているからです。そういった問題を放置してきた経営陣の無責任な姿勢は問われてしかるべきです。特集では日産の病根に迫りました。人気特集と連載を振り返る『見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集』では、2本の記事を紹介します。(ダイヤモンド編集部・情報は記事公開時点のもの)

ホンダから日産への出資交渉が難航!その理由を「ホンダ・日産・三菱自連合vsトヨタ」の24指標比較で検証

日産 消滅危機#6

 日産自動車の内田誠社長の続投が決まり、引き続き経営の舵取りを担うことになった。それでも、一難去ってまた一難。人事の次は出資交渉が難航しているという。日産の財務体質は急速に悪化しており、資本増強策は経営再建計画の欠かせないピースだ。日産経営陣が救世主として期待する本命は、ホンダ一択だが、当のホンダは提携深化に二の足を踏んでいる。ホンダが日産への出資に難色を示しているのはなぜなのか。特集『日産 消滅危機』の#6では、「(技術提携を結ぶ)ホンダ、日産、三菱自動車で構成される3社連合」とトヨタ自動車との実力を24の経営指標を使って徹底比較した。ホンダが日産との統合に躊躇する「意外な理由」が浮き彫りになった。 >>記事を読む

日産・ホンダ・三菱のEV合弁協議で駆動モーターの共有化が難航している裏事情、ホンダは強気で傘下の日立アステモ推し!

日産 消滅危機#3

 ホンダ、日産自動車などによる電気自動車(EV)における協業で、モーターなど駆動システムでの提携に向けた交渉が難航している。両社とも、駆動システムを手掛ける傘下のサプライヤーに配慮しなければならず譲歩が難しいからだ。特集『日産 消滅危機』の#3では、ホンダ、日産のEV駆動システムを巡る交渉の内実に迫る。 >>記事を読む

Key Visual by Kaoru Kurata