ホワイトハウスの政府効率化省(DOGE)は、同省が多数の政府機関に潜り込ませた技術チームの迅速な仕事について厳しい目を向けられている。しかし、DOGEは、最初の3週間で10億ドル(約1510億円)を超える無駄な歳出を特定し、削減したとも述べている。これは、DOGEの対外的な顔であるイーロン・マスク氏が目標として設定した2兆ドルの歳出削減から見ればほんのわずかなものだが、DOGEが多数の連邦機関のプログラムを一つ一つ調べ始め、達成しやすいと考えるものから削減していることを示している。DOGEチームのメンバーは現在、政府の最大規模のプログラム、特に医療に焦点を合わせたプログラムの幾つかを調べており、比較的少額のプログラムを特定するというDOGEの最初の対応が近いうちに大きく変わる可能性がある。
米効率化省の歳出削減、さらに大きな標的狙う
トランプ氏の優先事項だった多様性・気候変動プログラムの成果受け、政府不動産も精査
有料会員限定
あなたにおすすめ