JD・バンス米副大統領は13日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナの長期的な独立を含む和平合意に同意しなければ、米政府として制裁だけでなく、場合によっては軍事行動を取る可能性もあると述べた。バンス氏はロシア政府が誠実に交渉に応じない場合、米軍をウクライナに派遣する可能性について、選択肢として「残されている」と発言。前日に米軍派遣に否定的な考えを示したピート・ヘグセス国防長官よりも、はるかに強硬な姿勢を取った。また「プーチン氏に対して米国が使える経済的な圧力手段もあれば、もちろん軍事的な圧力手段もある」ともバンス氏は述べた。ドナルド・トランプ大統領はウクライナでの戦争を終わらせるため、プーチン氏と交渉を始めると発言。バンス氏はその数時間後にウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューに応じ、「多くの人々を驚かせるような合意が出てくると思う」と語った。
米副大統領、ウクライナ和平巡りプーチン氏に制裁・軍事行動を示唆
「ウクライナの主権的独立は重要だ」バンス氏
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