ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が2022年12月に米上下両院合同会議で演説を行った際、共和党の上院議員の多くは同氏を称賛し、現代のウィンストン・チャーチルと呼んだ。だがドナルド・トランプ米大統領がゼレンスキー氏を独裁者と呼び、ロシアによるウクライナ侵攻の責任はウクライナ側にあったと述べる中、ゼレンスキー氏を擁護する共和党議員はほぼいなくなっている。共和党上院議員らは、米政府が3年間にわたる戦争で支援してきたウクライナに対し、トランプ氏が攻撃を展開したことに不意を突かれている。多くの議員は当初、トランプ氏の発言に関する報道が正確であるとは信じられなかったほか、発言の内容は把握していないと述べていた。
トランプ氏のゼレンスキー氏批判、共和党議員も困惑
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