「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

【1ヵ月に何冊読む?】読書習慣でわかる認知症になりやすい人、なりにくい人Photo: Adobe Stock

認知症になりやすい人の読書習慣とは?

 皆さんは、月に何冊の本を読んでいますか? 「最近、本を読む時間がない」「気づけばしばらく読書をしていない」という方も多いのではないでしょうか。文化庁の「国語に関する世論調査」によると、日本人の約62.6%が「1ヵ月に1冊も本を読まない」(*1)と回答しています。50歳以上のミドル・シニア世代の56.0%は「1ヵ月に1冊も本を読まない」と言われています。また、約6割が若い頃に比べて「読書量が減った」と回答しました(*2)

 また、読書習慣がある人は、認知症リスクが低いということはご存じでしょうか?(*3)

 本を読むことは、単なる情報のインプットではなく、脳を活性化させることができます。読書中、私たちの脳はさまざまな働きをします。文字を認識し、内容を理解し、登場人物の気持ちを想像しながら読み進めることで、記憶力や思考力、集中力が鍛えられます。また、語彙力や表現力、コミュニケーション能力の向上にもつながります。さらに、本の世界に没頭する時間は、ストレス軽減にも役立ち、心の健康を整える効果もあるのです。

 本を読むことは、脳を刺激し、活性化させる習慣なのです。本を読むときには、過去の知識と新しい情報を結びつけたり、文章を理解するために考えたり、物語の展開を予測したります。この一連の作業が、脳の前頭葉を刺激し、記憶力や判断力を鍛えることにつながります。

 また、読書をすることで思考力も磨かれます。特に、小説を読むときには、登場人物の気持ちを想像しながら読み進めることが求められます。この「想像する力」を使うことは、脳の活性化につながり、認知症の予防効果が期待できるのです。

 しかし、「本を読みたいけれど、なかなか時間が取れない」「読むのが遅くて、1冊読み切るのに時間がかかる」「老眼で長時間本を読むと疲れてしまう」、そんな方に試してほしいのが、『1分間瞬読ドリル』です。このドリルは、たった1分間で脳を活性化できるトレーニングで、記憶力や判断力、思考力を鍛えることができます。毎日、たった1分継続するだけで、「読むスピードが速くなる」「読書が楽しくなる」「集中力が上がる」という変化を感じやすくなるでしょう。

 読書をすることは、認知症予防の第一歩です。月1冊からでもいいので、まずは本を手に取ることから始めてみましょう。そして、「本を読む時間がない」という方こそ、本書で読書が楽しくなる習慣をつくってみてください。

*1 令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要
*2 ミドル・シニア世代で“目を使わない読書”のニーズ高まる 約9割「老眼や視力の低下」で本が読みづらくなった
*3 高齢者の文化的活動で認知症リスク20-29%減

参考資料:認知症になりやすい人の生活習慣3選

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。