フジ・メディア・HDが5位
平均年収は1621万円
3位は地主で、平均年収は1718.3万円、平均年齢は38.8歳、従業員数は60人。地主は2022年1月に日本商業開発が社名変更してできた会社だ。特定の業態やテナント専用の建物を所有するのはリスクがあるという考えから、土地だけに投資するというスタイルを確立。土地を購入してテナントに20~30年程度の長期契約で貸したり、貸している土地を地主リートという不動産投資商品にして販売したりする「JINUSHIビジネス」を行っている。
今回のランキングで1~3位は前回ランキングと同じ顔ぶれとなった。
4位は投資ファンドのインテグラルで、平均年収は1657.5万円、平均年齢は38歳、従業員数は71人。同社は2023年9月に株式上場したため、ランキングの対象となるのは今回が初めてとなる。
5位はフジ・メディア・ホールディングス(HD)で、平均年収は1621万円、平均年齢は50.3歳、従業員数は45人。フジサンケイグループの持ち株会社で、フジテレビジョン、ニッポン放送、BSフジなどを子会社に持つ。
フジ・メディア・HDは、元タレントの中居正広氏と元フジテレビ女性アナウンサーとのトラブルを巡る一連の問題で、日枝久取締役相談役ら10人の取締役が6月に退任すると発表した。
また、取締役数を減らし、平均年齢も約10歳引き下げるなど、経営を刷新する予定だ。これらにより、次回のランキング結果が大きく変わる可能性もありそうだ。
次ページ以降では6位以下の会社も含め、計500社を掲載している。
なお、平均年収が1500万円以上の企業は8社。1200万円以上の企業は27社あった。27社の内訳を業界別に見てみると、情報・通信が7社と最も多く、証券・商品先物が5社、医薬品が4社、銀行が2社。不動産、建設、機械、化学、金属製品、サービス、卸売業、ゴム製品、繊維製品が1社ずつとなった。
(ダイヤモンド・ライフ編集部 松本裕樹)