のぶ合格の一方で
なにかとついていない嵩
合格発表会場に来たのぶ。すぐに場面が変わる。走って列車に乗りこんだのぶの表情で、察しがつく。
御免与駅についたのぶが嵩を待っていると、千尋(中沢元紀)が来た。ほどなく嵩も来て、落ちたことを明かす。汽笛の音が虚しく響いた。こんなことなら受験票を忘れたという理由で落ちたほうが良かったかも?
これを受けての「『あんぱん』は出し惜しまないね」である。今日はまだ木曜日。結果発表は金曜日ではないかと言うのである。でもまあ水曜日に受験したから、今日、なにか別のエピソードをはさんで引き伸ばすよりは結果発表を知りたいのが人情であろう。
のぶ合格、嵩は不合格。この結果をふたりがどう捉えるか、その結果が明日の金曜日に描かれるだろう。それにしても、嵩はなにかとついていない人である。
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第19回の主なシーンより



