そのときに、このNPDのパーキングを探しておいて、そこへ駐めて、NPDカードを使う。1万円入金すると1万1000円分のパーキングができるようなシステムになっています。つまり東京のような駐車場の高いところでは、このカードを使うことで、1割引の恩恵を受けられるというわけです。
余談ですが、銀座に駐車する場合は、銀座のど真ん中にあるNPDを使っています。
すると1日じゅう駐めておいても定額1600円です。銀座なんて、どうかすると1時間3000円なんてところもあるわけです。うっかりそういうところに駐めてしまうと莫大な金を支払うことになる。
いっぽう、デパートの駐車場などは、週末など常に満車状態で待たされることを覚悟しないといけないし、何千円以上買うと、たとえば1時間までは無料、なんてサービスをしていますが、そうするとわざわざデパートに行って買い物をしなくてはならない、これは無駄遣いというものです。だいいち、デパートなんて、今では実質的に「立体ブランドショップ街」に化しているところも多いので、私などは買う物がありません。
だから、どこに駐めると得かを事前にリサーチしておいて、NPDの駐車場があれば、その所に駐めて、そこからは半径2キロ以内だったら歩いて行く。東京の繁華街には、NPDの駐車場がなくても、たいていはTimesの駐車場があります。こちらも銀座あたりでは、1日1800円くらいで駐めておけるので、まあこのどちらかを探して、あとは歩いて行く、これはこれで、ちょうどいい運動になるじゃないですか。往復で4キロ歩いたら、1時間歩行運動ができたということです。
得になって体にもいい。これはもっけの幸いというものです。
スマートフォンには
たくさんの甘い罠がある
スマホと言えば、キャッシュレス決済以外のリスクも忘れてはいけません。撒餌の危険性です。
スマホを見ていると「○○の会員になれば何ポイント差し上げます」という誘導の文言が、まるで撒き餌のように年がら年中出てきます。海にいる魚も撒き餌で引き寄せられて、それを食べているうちに人間に釣り上げられてしまう。とにかく「撒き餌に目が眩まない」ことです。