寝具選びと生活習慣、どちらも見直しを!

寝具の買い替えと睡眠習慣の改善を、早急に検討することをオススメします。

「寝落ちが早い=快眠」という誤解を手放すことが、質の高い睡眠への第一歩です。

本当に「ぐっすり眠れる体」をつくるには?

理想的なのは、布団に入ってから10~30分かけて、ゆるやかに眠りの世界へ入っていくこと。

これが本来、心と身体がリラックスしながら休息モードに入れているサインなのです。

良い眠りは「夜」ではなく「日中」に整う

ぐっすり眠りたいと思ったとき、多くの人は寝る前の行動ばかりに意識が向きがちですが、実は睡眠の質を決めるカギは日中の過ごし方にもあります。

朝起きてすぐに太陽の光を浴びる日中に軽く体を動かすカフェインを摂る時間を意識する――こうした習慣の積み重ねが、夜の自然な眠りを助けてくれるのです。

睡眠負債は、正しい寝具と習慣で返済できる

慢性的な眠気や疲労感は、単なる気合いや休憩では解決しません。体に合った寝具を選び、生活リズムを見直すことで、毎晩の眠りの質が変わってきます。

少しずつでも、快眠に向けた環境づくりと習慣を整えていくことで、気づけば「朝までぐっすり眠れた」という感覚が戻ってくるはずです。

ぐっすり眠ることは、ぜいたくではなく、毎日を気持ちよく生きるための基本今日からできることを、少しずつ始めてみましょう。睡眠の質が変われば、人生の質もきっと変わっていきます。

※本稿は『とにかくぐっすり眠りたい 老舗ふとん店の12代目がこっそり教える快眠法60』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。