
高いけど自分へのご褒美と買ったものが、タンスの肥やしになっていないだろうか?一方で、「高すぎる」と感じて買い渋ったあの商品が、実はあなたの生活を激変させるかもしれない。現役東大生が自身のリアルな買い物体験をもとに、コスパの本質を教えてくれた。※本稿は、さんきゅう倉田『元国税局職員で現役東大生芸人が頭のいい人たちから学んだ ひとり暮らしのお金大全』(KADOKAWA)の一部を抜粋・編集したものです。
高い買い物をするときは
ウォンツとニーズを考えるべき!
ECサイトの看板セールはとても魅力的で、ついついサイトを覗いてしまいます。
お得なモノが多くなっているとはいっても、一律ですべての商品が安くなるわけではありません。セール商品が安いだけです。
以前から欲しかったモノがセールになっているなら買うのもいいと思います。しかし、わざわざセール品のなかから何かを選んで買うのは得策ではありません。
“買わなくてもいいモノを買ってしまう”のがセールです。
何かを買うときはウォンツ(wants)だけではなくニーズ(needs)を考えましょう。
「いいな」と思える服があったら、「本当に必要なのか」を確認するため、「いつ着るのか」を自分でシミュレーションするようにします。ジャケットだとしたなら、どういうときにそれを着たいのか?合わせられるシャツやパンツ、靴は持っているのか?いつまで着られ、今季のうちに着る機会はどのくらいあるのか、といったことまでを考えます。