
普段さまざまなモノに囲まれて生活している私たちだが、その中には「無駄遣い」が数多く含まれている。著者・ミニマリスト Takeruは、それらの無駄を手放し、部屋を片付けたことで格段に貯蓄スピードが上がったという。その変化の過程を紹介しよう。※本稿は、ミニマリスト Takeru『お金の増え方は9割部屋で決まる:人生を豊かにするミニマリスト思考』(ぱる出版)の一部を抜粋・編集したものです。
不用品を売って気付いた
「モノが少なくても生きられる!」
僕は部屋を片付けたことをキッカケに、貯蓄スピードが格段に早くなったことを実感しています。「部屋を片付けるだけで、そんなに変わるの?」と半信半疑になっている人もいると思いますので、僕の暮らしがどう変化していったのか、順を追って解説します。
僕はまず、不用品を売ることに専念しました。当時は生活が困窮していたこともあり、不用品を売ることで生活の足しにするためです。あなたの家にも「使ってないけど売れるモノ」があるはずです。
[例]
貴金属、家具、家電、パソコンやスマホ、ブランド物、化粧品、洋服、着物、本、CD、ブランドモノ、子どものおもちゃ、ベビー用品、腕時計、ジュエリー、趣味のモノ、コレクション、ゲーム、アート、楽器など。
こうした不用品を売ることで、あなたは臨時収入を得ることができます。僕も今までに数多くの不用品を売ってきましたが、ミニマリスト生活10年間で100万円ほど現金化できたと思います。