意味がない問いかけ

新商品につける新機能を考えて

付加価値を提供しなさい

他社に負けないようにがんばれ

効果的な問いかけ

顧客が欲しい変化って何があるだろう?

これまで実現できなかった変化を提供しよう

ライバル商品で叶えられなかった変化を考えてください

漠然とした言葉を投げかけても、メンバーは何を考えればいいのかわからず、何も解決しません。トップが提供したい価値・差別化をリーダーが言語化し、メンバーに問いかけていくことが大事です。

ただし、リーダーもメンバーも、もしかしたらトップも自社が提供できる価値・差別化を明確にできているわけではありません。

考えてもすぐには出てこないこともあるでしょう。そういうときには、チームでブレストをします。

リーダーが正解を示さなければいけないのではなく、リーダーがブレスト会議を開き、現場に出ているメンバーから「変化」の軸でアイディアを募ればいいのです。

リーダーの言語化力で組織は劇的に変わる

トップの頭の中を言語化できるリーダーを育成することで、組織は劇的に変化します。曖昧な指示に振り回されることがなくなり、メンバーは迷うことなく行動できるようになります。

日本のビジネスパーソンは真面目で能力も高い。残るは「言語化」だけです。言語化して明確になれば、これまでと同じ人が、同じ能力で、同じ時間をかけてやっても、格段に成果が出るようになります。

現状のビジネス課題のほとんどは言語化されていないから起きています。

長時間労働になってしまうのは、やるべきことが言語化されておらず、無駄なことが多いからです。心理的安全性が低下してしまうのも、お互いの頭の中が不明確で「こんなこと言ったら怒られるかな」と不安になってしまうからです。

トップが考えていることをリーダーが言語化し、メンバーに伝えることができたら、どれだけ組織が効率的になるでしょうか?

まずはあなたの頭の中を言語化してくれるリーダー・サブリーダーを育成しましょう。組織の発展はリーダーにかかっています。