「僕はもう二度と誰も悲しませたくありません」と言う少年がまさかの出戻り!?少年院の“模範生”の正体【マンガ】『ケーキの切れない非行少年たち』(c)宮口幸治 鈴木マサカズ/新潮社

児童精神科医による大ヒット書籍のコミカライズ版として、くらげバンチ(新潮社)で連載されている『ケーキの切れない非行少年たち』(原作/宮口幸治、漫画/鈴木マサカズ)。今回は、第3話「卒院」を掲載する。

 某県の少年院で精神医療業務を勤める精神科医・六麦克彦は、問題を起こした非行少年たちにある法則を発見する。それは、「ケーキを3等分する」ことができないことだった。2等分はできても、3等分には切れない入所者が多いのだ。非行や異常行動の後ろに見える知能の問題を明らかにする――。

 ある日、六麦は、4年前に少年院に収容されていた田町雪人が、逮捕されたことを知る。

 軽度知的障害と診断されていた田町が、少年院に入所して2週間。集団寮での生活も始まり、少しずつ生活に慣れていった。また、少年院での教育を通じて、徐々に心を開くようになり、過去の自分の行いを反省する言葉を口にする。さらに、運動会で選手宣誓をするなど模範生になった。

 そんな彼を訪ねてきたのは――。

 原作者である宮口幸治は、児童精神科医として、実際に医療少年院の勤務歴がある。その経験から書いた『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮新書)をマンガ化した作品だ。マンガの続きは「ケーキの切れない非行少年たち」でチェック!

『ケーキの切れない非行少年たち』(c)宮口幸治 鈴木マサカズ/新潮社『ケーキの切れない非行少年たち』(c)宮口幸治 鈴木マサカズ/新潮社
『ケーキの切れない非行少年たち』(c)宮口幸治 鈴木マサカズ/新潮社『ケーキの切れない非行少年たち』(c)宮口幸治 鈴木マサカズ/新潮社
『ケーキの切れない非行少年たち』(c)宮口幸治 鈴木マサカズ/新潮社『ケーキの切れない非行少年たち』(c)宮口幸治 鈴木マサカズ/新潮社