
「ジャニおじ」の“芸能界の親”は
「芸能史に残る性犯罪者」という事実
旧ジャニーズ事務所で多感な少年時代を過ごして人気アイドルになった後も、好感度タレントとして活躍していた、いわゆる「ジャニーズ出身おじさん」の性的トラブルが続いている。
まず、無期限活動休止を発表したTOKIOの国分太一さんだ。
番組降板を決定した日本テレビも「重大なコンプライアンス違反」としか述べず、国分さん本人も何をしでかしたのかを説明していないが、業界から漏れ伝わってくるキーワードは「性」と「ハラスメント」である。例えば、週刊文春は以下のように報じている。
国分太一「複数のわいせつ事案」《男性ADを「全裸で川に」年イチ“恐怖のキャンプ”/「松岡に恥をかかせる」イジメ仲間 山口達也を直撃》(週刊文春 7月3日号)
他誌も同様で「卑猥な動画をLINEで送りつけたり、卑猥な画像を送ってくるように要求」(女性自身)などと報じている。さらに、「二度と一緒に仕事したくない」「スタッフに対して冷たい態度」「態度が悪くて他のメンバーが謝ることも」などさまざまな悪評が噴出している。
その少し前、同じく性的ハラスメントで謝罪に追い込まれたのが、国分さんの先輩に当たる、トシちゃんこと田原俊彦さんである。
TBSラジオが生放送中にゲストが女性アナウンサーに対して卑猥な言葉を繰り返し、手に触れるといった行為をしたと発表。この「ゲスト」が田原さんだということでニュースになったのだ。
ただ、こちらは国分さんと対照的な対応で、田原さんは集まった報道陣に対して「僕が調子に乗りすぎだ」「つまらないオヤジギャグみたいな感じ」としっかりと説明して騒動を謝罪。女性アナウンサーからも「まったくお気になさらず」という言葉をもらったと明かした。
このケースは「ああ、うちの会社でもウケ狙いのつもりで女性社員に下ネタをしつこく言い続けているおじさんがいるなあ」くらいで済んでいるが、深刻な「性暴力」を指摘されたジャニーズおじさんもいる。
まず記憶に新しいのは、国民的アイドルグループSMAPのメンバーだった、中居正広さんだ。