水風呂の魅力は
体がリセットされること
サウナのあとの水風呂も大好きです。体がリセットされるんですよね。冷えすぎない程度に、次のサウナで汗をかきやすいように、自分の中で「ちょうどいい」を作るんです。なにか修行っぽいというか。
温度は別に何度でもいい。あまり冷えていなくても、逆にシングル(10℃以下)でも。最低だと2℃の水風呂に入ったことがあります。仕事で長野の薪で焚くタイプのログハウスのサウナに入って。水風呂が川の水をドラム缶に溜めるタイプなんですけれど、真冬の時期で。
「じゃあ記念撮影をお願いしま~す」って、ずぶずぶと潜ってからザバーッと上がって両手を広げて。いま思い出しても体がスーッと冷たくなる気がします(笑)。
私はサウナではマットを敷いて座って、小さいタオルを体にあてるスタイルですね。いまサウナハットがとても人気グッズですけど、思い出があるんです。
一度、海外の輸入品を買ったんですけど、まるでゴールデンレトリバーのような動物の匂いがするんです。何回洗っても匂いが落ちなくて。サウナで「これ私、被るのが辛い」って言うと、みんなも「じゃあ被らなくていいよ」って。やさしさが身に沁みましたね。
演出に思わず感動した
ケロリンのCM
物心ついた時から、桶は黄色いケロリンという印象が強いですね。大人になってから宣伝効果が絶大だなあって思います。秋田の薬箱の中にちゃんとケロリンが入っていて、頭が痛い時に飲んでました。
家にグッズがあったらいいなって思ったのは、ケロリンが初めてかもしれないです。でもケロリン桶は家に置くには大きいかなって思い、小さな手桶を買いました。
ケロリンで、とても心に残っているCMがあるんです。30年くらい前の「頭痛にオッケー、ケロリンでオッケー」というテレビCMで、歌に合わせて桶を頭にかぶる演出なんです。桶は分かるけれどケロリンって何だろうと。
ようやく「頭に桶は、頭痛にオッケー」という意味だから、ケロリンは頭痛薬なんだって繋がったときに、「上手な演出だなあ~」って感動しました。あとから聞いたらラッキイ池田さんが振り付けをされたんですね。