昨年に引き続き
1位になった海水浴場は?
1位は、青森県三沢市の「三沢ビードルビーチ」と、北海道羽幌町の「はぼろサンセットビーチ」。いずれも透明度は0.6mで、先述した調査で、水面からおおむね60cmの段階で円板が見えなくなる(または見え始める)ということだ。
三沢ビードルビーチは太平洋に面していて、幅約300mの白い砂浜が広がる海水浴場。車椅子対応トイレやスロープなど、バリアフリー設備も整っているという。しかし、残念ながら今回は1位にランクインした。
はぼろサンセットビーチは、昨年に引き続き1位。その名の通り、夕日の景観が魅力の海水浴場だ。毎年開催の「はぼろ花火大会」ではビーチで花火が打ち上げされていたが、今年は警備の人員確保が困難などの理由で中止となった(羽幌港のみで打ち上げ)。
3位にランクインした2カ所は、どちらも北海道の海水浴場。遠別町の「遠別町富士見」と、苫前町の「ととまえ夕陽ヶ丘ホワイトビーチ」だ。いずれも透明度は0.7mで、同じ海岸線沿いに位置する。なお、1位のはぼろサンセットビーチは両者の間にあるという位置関係だ。
5位は、福島県新地町の「釣師浜(つるしはま)」など5つの海水浴場が同率で並んだ。いずれも透明度は0.8mだ。釣師浜は昨年の10位から順位を上げる結果となった。
ランキングに入った21カ所を県別に見てみると、北海道が8カ所と圧倒的に多い。続いて新潟県と千葉県が各4カ所、青森県が3カ所、福島県が2カ所、神奈川県が1カ所となっている。全体的に、北のエリアの海水浴場が目立つ。昨年1位、2位、9位にランクインしていた三重県勢は姿を消している。
ダイヤモンド・オンラインでは、7月24日配信の『水がきれいな海水浴場ランキング2025』を皮切りに、日本全国の海水浴場(川、湖沼の水浴場を含む)に関するさまざまなランキング記事をお届けしている。気になる方は、ぜひ併せてチェックしてみてほしい。
(ダイヤモンド・ライフ編集部、データ担当/編集委員 清水理裕)