
先週の新型プレリュード試乗記を編集しながら、担当編集の私は新型プレリュードに対する世間の声をチェックしていました。なんといっても24年ぶりの復活です。喜びや期待の声が多い中、ネットでちょこちょこ見かけたのは「リトラクタブルライトじゃないんだ」「要はハイブリッドのシビックなんでしょ」といった声。しかし今回の取材で、その疑問は氷解したのでした。このクルマの企画がスタートした時の意外すぎるコンセプトと“制約”を、プレリュードの開発責任者が明らかにします。(コラムニスト フェルディナント・ヤマグチ)
氷点下5度の河口湖でゴルフをしたけれど……
みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。
週末は河口湖にゴルフに行ってまいりました。
前泊して、街から少し離れた森の中にポツンと建つ「異彩中国菜館 湖宮」なるお店で極上の中華をいただきました。「こんな所にこんな店があるなんて」といったらと失礼ですが、上品で丁寧で、素晴らしくおいしかった。
決して安価ではありませんが、河口湖までクルマを飛ばして食べに行く価値がある店です。美味しゅうございました Photo by Ferdinand Yamaguchi
翌日の河口湖は氷点下5℃。さ、寒い……こんな気温でもプレーしたいほど、ゴルフは好きじゃないんですが……。
フロントガラスにもエンジンフードにも、ご覧の通りバリバリに霜が降りています。ゴルフよりもスキーの気温です Photo by F.Y.
当日は「第3回 的場&藤谷杯コンペ@河口湖」なる出版界のお歴々が集まる懇親コンペ。私のような小者がなぜ紛れ込んでおるのかと、参加者の皆様から思い切り「誰だアイツ?」という目で見られていました。
当日ご一緒した講談社の秋元直樹さん、小学館の牧野ひろみさん、出版界の守護神として名高い的場徹弁護士。ご迷惑をおかけしました Photo by F.Y.
前半は50を切り、私としては上々の滑り出しだったのですが、後半がいけません。やることなすこと全てダメ。たくさん走って良いトレーニングになりました。
しかしこれだけの人数で100を切った人が3人しかいないのですからね。コースの難易度が分かろうというものです。地面が凍っていて、球がやたらと跳ねるのも厳しかった。顔を洗って出直します Photo by F.Y.
ということで本編へとまいりましょう。
24年ぶりの名跡(みょうせき)復活。ホンダ プレリュードの開発者インタビューです。







